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今年、気になる花粉症に効く市販薬、「アレジオン」「アレグラFX」徹底比較してみた! [花粉症薬]

テレビでよく見る花粉症のお薬に、

アレジオン」と「アレグラFX」があります。

どちらも、芸能人を使って大々的にCMをしていますが、一体どちらが良いのでしょうか?

今回は、この2つの商品に絞って医学的な部分も交えながら比較してみましょう。


まずは「アレジオン」です。
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メーカー エスエス製薬

第2類医薬品

用量 1日1回

用法 就寝前に水またはぬるま湯で服用

成分 エピナスチン塩酸塩

効果 花粉やハウスダストによる鼻炎症状

注意 15歳未満は服用できません

このお薬は、10mgと20mgがありますが、どちらも1日1回の服用です。
まずは10mgから試してみて、あまり効き目が感じられないのであれば20mgに変えるといいかもしれません。

もともと、医療用の「エピナスチン塩酸塩」(ファイザー)にも同じように、10mgと20mgがありますが、症状によって用量が違います。
医療用では、アレルギー性鼻炎の場合、10mgを処方します。
20mgが処方されるのは、気管支喘息や湿疹やじんましんやの場合です。

市販薬といえども、20mgを服用するときは、
医師、薬剤師、登録販売者への相談をおススメします。

 




次に「アレグラFX」です。
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メーカー 久光製薬株式会社

 

第1類医薬品

用量 1日2回

用法 朝・夕

成分 フェキソフェナジン塩酸塩60mg(1錠あたり)

効果 花粉、ハウスダスト(室内塵)による鼻のアレルギー症状

注意 15歳未満は服用できません

こちらは、1日2回朝と夕方に飲むタイプのお薬です。
医療用でもアレグラはありますが、成分の含有量は全く同じですね。

違いといえば、市販薬は薬剤成分の効果の範囲が鼻のアレルギーに限定されていることでしょうか。
処方薬では、アレルギー性鼻炎のほかに、じんましんやアトピー性皮膚炎にも効果があると謳われています。

病院でのアレグラ60mgは、今までも服用していたので、個人的な信頼は「アレグラFX」にありますが、
1日2回飲むのが多少は手間かも・・・、といったところでしょうか。

アレグラFXは、1週間ほど服用しても効果が感じられないときは、医師または薬剤師への相談を薦めています。




薬の効果的には、どちらも医療用で使われている成分がそのまま入っているので、
申し分ないと思います。

選ぶ基準としては、飲む手間と価格というところでしょうか。

アレジオンは、1日1回就寝前となっています。
なぜ就寝前かというと、臨床試験で就寝前に服用した方が効果が確認されたこと。そして、この時間帯が一番飲み忘れがないということらしいです。

眠くならない成分が入っていますが、就寝前に飲む方が効果は高いようですね。


アレグラFXは、1日2回朝、夕となっています。
手間を考えれば、こちらの方が面倒くさいように思いますが、食事とともに服用すれば問題ないと思います。

個人的には、1日1回でも効果はあったので、私は朝しか飲んでいませんでした。



最後に価格ですが、製薬会社の希望小売価格を見てみると、

アレジオン10mg 6錠(6日分)だと、1箱1,219円(税抜き、送料別)
1日当たり203.16円となります。

 

 アレジオン10mg 12錠(12日分)だと、1箱1,886円(税抜き、送料別)
1日当たり157.16円となります。

アレジオン20mg 6錠(6日分)だと、1箱1,490円(税抜き、送料別)
1日当たり248.33円となります。

 アレジオン20mg 12錠(12日分)だと、1箱1,980円(税抜き、送料別)
1日当たり165.00円となります。

 

アレグラFX 14錠(7日分)だと、1箱1,314円(税抜き、送料別)
1日当たり187.71円となります。

 アレグラFX 28錠(14日分)だと、1箱1,886円(税抜き、送料別)
1日当たり134.71円となります。

1日当たりの価格を見てみると、アレジオンの方が高いですね。

なぜなんでしょう?人気があるからかな……。

 

薬価という病院での薬の価格をみても、
アレジオン(エピナスチン塩酸塩10mg) 21.1円/錠   20mg 33円/錠

アレグラ錠60mg 71.9円/錠

とアレジオンの方が圧倒的に低い薬価となっています。

アレグラは1日2回なので、71.9円/錠×2錠=143.8円となります。



薬価の違いについては、第一類医薬品と第二類医薬品の違いです。

第一類医薬品は、薬剤師が対応しなければ売れません。

つまり、それだけ効果が高い分、体への副作用が考えられるからです。

そう考えると、多少手間がかかるけど、アレグラFXの方が効果が高いのでおススメです。

個人的には、アレグラの方が効いていましたしね・・・。


とりあえず、今年も花粉症の季節がやってきます。

早めに、いろいろと対策をするようにしましょう!!

 

 

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【第2類医薬品】【訳あり】アレジオン10(12錠)


【第1類医薬品】アレグラFX(28錠)



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【徹底比較】花粉症に効く市販薬はどれ? [花粉症薬]

くしゃみ

皆さん、花粉症のお薬は何を選んでますか?

花粉症って人によっては一年中あるようですね。

季節によってスギヒノキイネ科ブタクサ、そしてハウスダストなど、何が花粉症の原因になるか分かりません。
今の時代、一年を通してさまざまなアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)が考えられます。

一度発症すると、なかなか治まらないアレルギー。
ほとんどの人が、何かしらのお薬を服用しているんじゃないでしょうか。

そこで、改めてアレルギー薬についての基礎知識を勉強しておきましょう。

まずは

『アレルギー薬は飲んだら眠くなる?』

以前はそう言われていましたし、確かに眠気を誘う成分が含まれていました。

実際に日中、強い眠気を感じた人も多いことでしょう。

しかし今はお店で買える眠気の少ない抗アレルギー薬、いわゆる【第2世代アレルギー薬】が出回るようになりいました。

これなら、日中に強い眠気が起こらず、鼻づまりで頭がボーッとして仕事の効率を下げてしまう・・・、なんてことがなくなります。

では、【第2世代アレルギー薬】とはどんなものか、さっそく見ていきましょう。

眠気とおさらば! 薬局で買える花粉症の薬の効き目は?


【第1類医薬品】アレグラFX(28錠)



まずは、超有名な【アレグラFX(久光製薬)】

FXと名前が付いていますが、内容は処方薬のフェキソフェナジンそのもので、配合はほかのアレグラと同じです。

フェキソフェナジンは抗アレルギー薬の中で「唯一」説明書に眠気の副 作用説明が記載されていないのが特徴。

副作用らしい副作用もないために、現在も処方薬として愛用者が多い薬です。

処方薬としても、ジルテック、アレジオン と共に3強として長年君臨していた実績もあり、しっかり飲んでいる限り効果は高いです。

ただ、この「しっかり飲む」というのがクセもので、1日3回しっかり等間隔に飲まないと効果が持続しないのです。

また、抗炎症作用などがないために一旦アレルギーで粘膜を痛めてしまうと、効き目が鈍いことこの上ないという人もあります。


【第2類医薬品】【訳あり】アレジオン10(12錠)


1日1回で効く【アレジオン10(エスエス製薬)】

抗アレルギー能力は非常に評価しにくい部分ですが、セチリジン製剤とどっこいどっこいくらいと見ておくとよいでしょう。

当然、眠気作用の程度もどっこいどっこい。

値段もどちらも10日分で2000円程度とどっこいどっこい。

ちなみに副作用に「悪夢」という のがありますが、発現確率は0.1%以下なので、それほど気にするほどでもないでしょう。

最近は、より効果の高い【アレジオン20】もよく売れているようです。


【第1類医薬品】ストナリニZ(10錠)


浅田真央ちゃんで有名な【ストナリニZ(佐藤製薬)】

世界100各国以上で使われている”セチリジン塩酸塩”が配合されていて、一日一回の服用で鼻炎の症状を抑えてくれます。

”セチリジン塩酸塩”は第2世代の抗ヒスタミン薬だから、以前の鼻炎薬よりも眠くなりにくいのが特徴です。

同じ種類で、「第2類医薬品」の【ストナリニS】ありますが、こちらは症状によって1日1~2回の服用が必要となっています。

症状の軽い人なら【ストナリニS】でも十分効果を得られると思います。


【第1類医薬品】コンタック 鼻炎Z(10錠)


風邪薬にも定評のある【コンタック鼻炎Z(グラクソ・スミスクライン)】

ストナリニZもコンタック鼻炎Zも、処方薬としてはジルテック(アレルギー症状を抑える薬)として使われていたセチリジン製剤。

アレルギーを抑え込む力 はアレグラよりやや高く、その半面、(気になる程でもないにせよ)若干の眠気があります。

こちらも寝る前に一日一回で良いので、服用は楽ですね。

当然無保証ですが、大して副作用が起きるわけでもないので、アレ グラと併用するという使い方もありですね。


【第2類医薬品】ザジテンAL 点眼薬(10mL)


目のかゆみがキツイなら点眼薬【ザジテンAL点眼薬(ノバルティスファーマ)】

OTC(処方箋なしで変える薬)として出てきた第2世代抗アレルギー薬の中では相当早い段階から発売されていました。

ザジテンには鼻炎カプセルもありますが、1日2回の服用に加え、猛烈に眠気が襲ってくるという逸話があります。

しかし、効き目がイマイチなため、アレルギー薬として”アレグラFX””アレジオン10”が出てきたことで、存在意義を考え直さないといけないレベルでしょう。

ただし目薬、点鼻薬は人によっては劇的に効くので、一度試してみるのもアリです。


【第(2)類医薬品】ナザールAR 季節性アレルギー専用(10mL)


つらい鼻づまりなら点鼻薬【ナザールAR点鼻薬(佐藤製薬)】

ベクロメタゾンというステロイド配合を使用しているナザールAR。

ステロイドというとなんとなくイメージが悪く悪者にされがちですが、実は、炎症を抑え るにはなくてはならない奇跡の薬なのです。

現代医療を支える柱のひとつで、乱用さえしなければ良い薬なのですね。

逆に言えば、それほど強い薬を極端に使え ば、副作用があるのは当然。

副作用に注意が必要な薬は、使いこなせば最良の道具になるのです。

市販薬では数少ないステロイド系点鼻薬のナザールARですが、処方薬の世界では、もはやあまり使われません。

それでも十分に強い効果がありますので、朝・昼・寝る前の3回に限り、しっかり鼻に入れて炎症を抑え込めば、悪化を食い止めることができます。


 

医者で処方される薬はやっぱり効果があった!

こうした薬がOTCで薬局に出てくるということは、もっと良い薬が処方薬にはあるということ。

ただし、医者による処方薬の中には、少しの眠気があること以外は、圧倒的に効き目の強い抗アレルギー薬「タリオン」や、アレルギー以前に炎症そのものを止めてしまうステロイド系「セレスタミン」といった最終兵器があります。

特に目薬、点鼻薬(鼻炎薬)は処方薬に勝る物なしであるので、症状の重い人は耳鼻科に行くことをオススメします。

 

結構使える点鼻薬。でも安物は銭失い!?

実のところ500円以下の安い点鼻薬は、全部買わない方がいいそうです。

なぜなら、こうした安物の点鼻薬には、ほぼ間違いなくナファゾリンという古い血管を収縮させて炎症を抑える成分が入っているからです。

この成分は、一時的には鼻の通りを良くしますが、効果の持続はなく、結果的に大量の点鼻薬を使用しなければ鼻が詰まり続けることになります。

さらに、この成分が原因で鼻づまりが起きる薬剤性肥厚性鼻炎という、治療困難な鼻炎にレベルアップします。

点鼻薬というのはこうした危険もあるため、1日に2~3回、時間を決めて使う方が無難です。そして2週間以上は使わないというのが鉄則です。

こういう副作用もあるため、薬局で買える点鼻薬ではナザールARがオススメです。

 

花粉症対策のちょっとした裏技!睡眠前に風邪薬を飲むこと!

あと裏技としては、睡眠前にあえて風邪薬を使うという対処法もあります。

風邪薬というのは、そもそも風邪を治す成分ではなく病原体の引き起こす諸症状を抑える薬です。

アレルギー性の鼻炎は、花粉というアレルゲンによって、粘膜が腫れたり、正常な代謝ができていなかったりといった諸症状が出ているわけで、それらは風邪に近い状態です。

なぜあえて寝る前に……というかといえば、風邪薬の副作用には「眠気」があるからです。

さらに寝ている間に症状を抑えることで、少しでも粘膜の再生を助けてあげることができ、慢性の炎症を起こさないように鎮火するという大事な仕事をさせることができるのです。

その場合の風邪薬は、カフェインやエフェドリン類といった睡眠の質を下げる成分を含まないシンプルなものがいいですね。

パブロン50(大正製薬)なんかはわりとオススメです。

また、炎症で荒れた粘膜の再生には、ビタミンCや乳酸菌も効果的です。

普段より多く果物を食べたり、ビタミンCや乳酸菌のサプリメントなども小まめに摂取すれば、つらいシーズンも賢く乗り切れるはずです。

花粉症という、期間限定で本来ないはずの不具合を自然のままに任せて悪化させるのは、あまり賢い方法とは言えません。

用法用量を守ってさまざまな薬をうまく使い、快適に過ごせるようにしましょう!!

※市販薬はインターネットで購入可能ですが、事前に医師、薬剤師にご相談することをお勧めします。
くしゃみ


タグ:市販薬
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